さいたま・浦和相続税相談プラザの
相続税申告に関する相談事例
浦和の方より相続税申告についてのご相談
2023年09月05日
相続税の申告が必要になった場合に備え、税理士の先生に相続税について教わりたい。(さいたま市浦和区)
初めてご相談します。私は浦和区在住の40代男性です。70代後半の私の父親はさいたま市内の実家でひとり暮らしをしていますが、先日病気で入院してからめっきり老け込んでしまいました。先の不安が頭をよぎり、私は一人っ子なので私が相続手続きを行なわなければならないため、相続について先に少しでも知っておこうと色々調べ始めています。
中でも相続税に関しては専門用語が多くわけが分からず、素人の私にできるものなのか不安を抱えています。私が知る限り父には不動産がいくつかと多少の預貯金がありますが、相続税の申告対象となるでしょうか。また、手続きの流れと相続税のかかる財産とかからない財産について教えてください。(さいたま市)
相続財産に不動産が含まれる場合は相続税申告の対象となる可能性が高くなります。
相続税は亡くなった方(被相続人)の財産を相続や遺贈によって取得した方に課せられる税金ですが、基礎控除額を超過する部分に対して課されるため、財産を取得した方すべてが対象となるわけではありません。ただし、相続財産に不動産が含まれる場合はその額が大きくなることから対象となる場合が多いでしょう。
相続税は対象となった方ご自身で相続税額を計算して申告、納税までを行わなければなりません。以下において相続税手続きの流れを簡単にご説明いたします。
- 相続人の調査 …相続人の相続関係を第三者に証明するために必要です。
- 相続財産の調査 …遺産分割や相続税申告、名義変更などを進めていくうえで必要です。
- 遺産分割協議 …相続人全員で遺産の分割方法を決めるための話し合いです。
- 相続税申告納税 …遺産総額が基礎控除の金額を超える場合に申告、納税します。
- 相続財産の名義変更…不動産や預貯金などの名義変更をします。
相続税の課税対象となる財産と非課税の財産について(一例)は、以下をご参考になさってください。
【課税対象の相続財産】
- 土地、家屋 、土地に有する権利
- 構築物
- 事業用、農業用財産
- 有価証券、預貯金
- 家庭用財産
- 乗り物
- みなし相続財産
- 相続や遺贈により財産を取得した人が被相続人の死亡前3年以内に受けた贈与
- その他
【非課税の相続財産】
- 祭祀財産(墓地・仏壇・仏具等)
- 国や地方公共団体、特定の公益法人に寄附した財産
- 心身障害者共済制度に基づいて支給される給付金を受ける権利
- 生命保険金(相続人が受取った生命保険金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税)
- 死亡退職金の一部(②相続人が受取った退職金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税)
- その他
相続財産のなかに不動産が含まれる場合、不動産は現金や預貯金と異なり、そのままでは評価することができないため、不動産評価に関する知識をもって適正な評価額を算出する必要があります。相続税申告の専門家にご相談されることをお勧めします。
さいたま・浦和相続税相談プラザでは、ご依頼いただいた皆様の相続税申告について、さいたま・浦和エリアの地域事情に精通した専門家が親身にサポートさせていただきます。
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